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一体型パソコンでHDD換装 [パソコン関係など]

 一昨年に買った初の一体型パソコン。デジタル放送をパソコンで「見る、録る、残す」ために、買い換えたのですが、使っていると常駐させているCrystalDiskInfoの雫ちゃんが急にしゃべりだした。不良セクタの発生が目の前で起こったのです。見る見るうちに増えていく不良セクタ。何度も何度も繰り返す警告に、「これは新しいパソコンを買えとのお告げか!!」と思ったのですが、昨今の給与削減の嵐の中、メーカー修理の選択肢も捨て、HDDを換装しました。すでに保証期間外だし。

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 こちらの情報は元々装着されていたHDD。不良セクタは順調に増え、すでに400を超えています。

 そんな訳で、新しいHDDをSofmapで選び、お値段9,350円也。ただ、円安のおかげか一時期より1,000円程度値上がりしていました。

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 Western Digital  WD20EFRX
 私のPCは夏場HDDの温度55℃~58℃に達するうえ、稼働時間も長く、ビデオ編集もするため、できる限り設計に余裕のあるHDDを探した結果、選んだのがWestern Digital WD20EFRX。WD Redと呼ばれるタイプの2TBモデルです。常時稼働のNAS向けのHDDですが、使用環境が0℃~70℃と、通常上限が60℃程度のところ、上限が70℃はかなり余裕が出ます。おまけに保証期間は3年。昔のバルク品は1週間程度だったので変われば変わるものです。

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 換装自体は簡単。24型の一体型PCはそれなりに重量があるものの、本体を自立させるスタンドを固定してある4本のねじを外すと、あっけなくHDDやメモリーにアクセス。HDDのブラケットを固定してあるねじを外し、写真中央右の黒いベロを引っ張ると取り外せました。もちろんSATAケーブル、電源ケーブルは注意して外しますが、不要な衝撃や静電気で簡単にお亡くなりになりますので、わかっていてもやっぱり緊張します。

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 もともと装着されていたST31000528AS。発売当時ではなかなかの性能の持ち主。

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 スプリングが装着されていました。振動対策でしょうか。

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 写真右が、換装したWD Red。

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 SATAケーブルと、電源ケーブルをしっかりと挿入し、元通り取り付ければ完了です。

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 以前交換したCFDのPC3-10600のメモリー。すでに上限の8GBを実装済み。交換時の価格は4GBのモジュール2枚で2,580円という低価格ですが、全く問題は起きていません。これも、1,000円以上値上がりしてますね。

 交換後は、デュプリケーターでクローンとか思ったのですが、面倒でもフルリカバリーを行って動作確認。多少は速くなったと感じるのは気のせい?

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 驚いたのは、交換後のHDDの温度です。夏場にもかかわらず48℃~52℃と全体的に5℃ほど温度が下がっています。もちろんS.M.A.R.T.の情報なので、直接測っているわけではありませんが、それにしても5℃の温度差は大きい。ベンチマークでも20%ほど速度が向上しているので、結果としていろいろ良かったかと思います。

 ちなみに、もともと付いていたST31000528ASは、不良セクタは許容範囲だったので、データの一時保存用として今も稼働中。もちろん重要なデータは置きません。こちらはHDDケースに移したので、常時36℃を保っています。やはりPCの中は熱いらしい…。


2013-08-02 00:17  nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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