大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)① [旅行など]
以前から気になっていた「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」。子どもが夏休みの自由研究のテーマにしたいということもあって、先週の日曜日に日帰りで行ってきたのだ。いくら夏休みの自由研究とは言え、そのテーマとして「戦艦大和」を持ってくるというのは、なぜ戦艦大和が建造され、どうして九州の南西で海に眠っているのかを、少なからず理解しなければならず、まず学校では教えてくれない事である。
大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)
<α77・16-105mm F3.5-5.6・Pモード・20㎜・1/25・F4・EV+3.7・ISO200・AWB>
入り口を入ってすぐの大和ひろばで、いきなりの対面するのは驚きだ。10分の1サイズの戦艦大和の復元模型が展示されていて、ほんのすぐそばまで近寄って見ることができた。写真の下部は、実際の船では海面下にある球状艦首(バルバス・バウ)。
<α77・16-105mm F3.5-5.6・Pモード・16㎜・1/2・F4・EV+1.7・ISO200・AWB>
大和と言えば、私の世代では宇宙戦艦ヤマトを思い出すだろう。テレビ版宇宙戦艦ヤマトでも、沖縄に向かう大和が描かれており、小舟に乗る親子の言葉を思い出す。戦艦大和は日本のために戦い、架空ではあるがヤマトは地球のために戦った。
・全景(2Fより)
・前方より
主砲と副砲塔、甲板、艦橋。甲板は靴で歩くのをためらうほど、いつも磨き上げられていたらしい。
・後方より
所々に人の模型が設置されており、大和の大きさをうかがい知ることができる。
・スクリュー
主機関の153,553馬力とともに、27.46ノットの最大速力を生み出した。
続く…。
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ここ一度行ってみたいところの一つです。
1/10大和、といったって元がでかいから全長は30m近いはず。
模型というよりは、ちょっとした小型船舶の大きさですから、迫力満点でしょうね。
造波抵抗を減らすバルバス・バウ、これは大和が世界でも一番最初だったと思ったけど、今では、燃費向上のためほとんどの貨物船の艦首にこれがついている。
ある意味、70年前のECO技術なんですよね。
by 老年蛇銘多親父 (2013-08-17 08:05)
老年蛇銘多親父さん、ありがとうございます
1/10スケールだから高さも長さも横幅も10倍。実物の大きさは、なかなか想像できません。間近で見学した海上自衛隊護衛艦「いせ」が、全長197m、基準排水量約13,950t。これでも圧倒されたのに。
大和で培った技術は、現在においても様々な場所、身近な場所でも平和利用されているようです。バルバス・バウは特にタンカーなどの大型輸送船にはなくてはならない技術ですね。
by akiyoshi (2013-08-17 18:35)